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管理人

現代私たちは、大きなものを求め、速度が速いことに脅迫されています。それゆえ、小さきもの存在を忘れ、ゆっくりと流れる時間に耐えられなくなっています。私はこの頃、花屋に並ぶ豪華で色鮮やかな花々が、どこか造花のように見えて仕方がありません。結婚式や音楽会などの華やかな雰囲気には、そういった大きく艶やかな花もいいと思いますが、名もない雑草や野草の花も、小さくはあっても形といい色といい、いとおしい美しさがあると強く感じています。造花ではなく、造化の美しさです。
絵画にも同じことが言えるように思います。今回は「小さなものたち」への愛着、「ゆっくり流れる時間」の意味を考えていただきたく、この展示会を企画いたしました。

さまざまな人物像は、人間の顔つきから手足の動きまで、画家たちの想像力によって、
観る者に、その人間形姿の多様性の面白さを提示してくれます。さらに言えば、描かれた形姿によって
画家の心の動きを感じ、また観る者の精神状態によって、その形姿が微妙に変化して見えてきます。
「人物画の領域」は絵画の中心にあること、またその形姿をさまざまに見ていただきたく思います。