最近よくわからない言葉が多いような気がする。特別な業界用語は別としても、英語の頭文字だけをとった言葉や流行語など、普通に新聞に載っている言葉でもわからないものが多い。報道機関(新聞、テレビ、ラジオなどのマスコミ)では、使用できる言葉は選別しているのだろうが、その基準をどこにおいているのだろう。私の知識の無さや年齢のせいかもしれないが、それにしても分からない言葉が多い。昔から使われていて自分に分からない言葉は、辞書を引けば、音読み・訓読み・その言葉の意味と使用例は大体理解できる。しかし、現在使われている言葉でも辞書に載っていない言葉もいくらでもある。『現代語の基礎知識』(『イミダス』『知恵蔵』など)のような、新語や流行語などを加えて毎年書き換えられる書物を見ないとわからないものが多いし、それにも載っていないものもたくさんある。 Read More →

新暦の一月はまだ寒い。しかし、正月を過ぎると「七草粥」「どんど焼き(女正月)」が来る頃になると、春への思いが強くなってくる。私はなぜか、春は来るのではなく待つものだという思いが子供の頃からあった。理由はよくわからない。ただ、「夏は来ぬ」とか「秋が来た」あるいはすぐ「冬が来る」とかは言うが、もう「春が来た」とはあまり言わないような気がする。「春よ来い、春よ来い」という歌も、内実は「春を待っている」歌である。「春が来た、春が来た、どこに来た、、、野にも来た」という歌詞も「待っていた春」がやっと来たという感じがするのは、私だけだろうか。
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